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ロングツーリング

ロングツーリングで知らない町を旅したい

多くのライダーがいつかはチャレンジしたいと考えているのが、ロングツーリングでしょう。
知らない町や人、風景と出会えるのは刺激的で、おもしろい体験です。
中にはバイクに少しばかりの荷物を積んで、外国の街を旅する“さすらいのライダー”もいます。

今まで知らなかった別の世界を体感できる、自己実現の究極の形です。
何よりも風をきって走るのは気持が良く、一生の思い出になります。
ロングツーリングというだけあって、一日の走行距離は余裕で片道だけで300kmを超えますから、体力はかなり消耗するでしょう。

同じ姿勢のまま走るわけですから、腰やくるぶし、背中と腕など全身にかなりの負担がかかってきますし、集中力も途中から切れ切れにもなってきます。
事故が多いのも事実なので休憩を入れながらの旅です。
実際は話しに聞くよりもリスクが高いツーリングになります。

万が一まったく人気のない山岳道路でトラブルになった時、助けを呼べない状況に陥る可能性もあります。
サバイバル体験といっては聞こえが良いのですが、危険も伴う旅です。

ロングツーリングをより楽しむために

走行中は風圧をもろに受けるのでなおさら疲れやすいと言う事が出来ます。
疲れの蓄積は集中力や注意力の低下につながるので、不測の事故や違反行為も招きかねません。
特にマスツーリングでは、他ライダーへの気配りも必須ですから、別の意味での疲れもあるでしょう。

良い思い出になるはずが、地獄を見る事にならないために、最低1時間に1回、たっぷり1時間の休憩は必要です。
事前にどこに休憩場があるかを検索し、綿密なプランを立てておくと役に立ちます。
プランをあえてたてずに気持ちの赴くまま旅するという、あえてリスクの多い旅の楽しみ方を選択する事もできますが、最低限の準備は重要です。

疲れを軽減するためのお役立ちグッズも、さまざま市販されているので、利用してみるのも良いでしょう。
バイクのスペック表には満タンの状態での上限走行距離なども、明記されているので、ツーリングを始める前に確認しておくのもおすすめです。
これにより給油スポットの設定ができるからです。

ロングツーリングで大切な事

事故はあるものだとの前提に、ツーリングをすべきなのは言うまでもない事です。
車と違って生身をさらけ出すので、プロテクターをがっちり装着する事も不測の事故から身を守る事ができます。
エアバッグ付きタイプや通気性に優れたものなど、高機能なプロテクターが市販されているので探してみてください。

長隊を意識しすぎてつい大荷物になりがちですが、荷物の積載量が多くなるほど固定の方法を探る事も重要です。
バイクの振動が荷物に直に伝わっていくので、バニアケースのようにバイクに添え付けるタイプのグッズは便利です。