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林道ツーリング

ツーリングをもっと楽しく「林道ツーリング」

オフロードバイクの運転を楽しんでいる人なら、手軽に自然を満喫でき、スリルもバイクテクニックの向上にもつながる「林道ツーリング」がおすすめです。
林道というのは山林で作業をする人たちが主に利用する道路で、未舗装路が多く、多くのオフロードバイクライダーたちが楽しんでいます。

温暖なエリアなら1年中楽しむことができるので、ちょっとバイクで遊んでみたいと思う方に最適です。
トレール車の基本的な遊び方といわれる林道ツーリングは、未舗装路が続くところを楽しむほか、舗装されている道路と未舗装路をつなぎながら楽しむ方法があります。
特に北海道などは長距離の林道がかなりあるので、林道ツーリングにもってこいです。

林道ツーリングもマナーが大事

元々林道は山林で作業する方々の仕事の道なので、山林作業者が通行しています。
休日などにはいないだろうと派手にテクニックを繰り出すライダーもいますが、休日でも作業している場合もあるので、作業している方々に迷惑にならないように気を付けなければなりません。

作業している車の中には大型のものもありますので、コーナーから大きく飛び出して走ってくることもあります。
スピードを出しすぎているとコーナーで膨らみ、作業車と衝突する危険性もありますし、ガードレールなどついていないところが多いので、沢に落ちたりなど危険です。

雨が降っているときなどは、斜面など吹付といった防護もしていないところがあり、土砂崩れが起きる可能性もあり、十分注意して運転する必要があります。
前回通った時に何でもなかったから大丈夫なんて思って運転していたら、いきなり路肩が崩れた・・・という可能性だってあるのです。

林道ツーリングにもっていきたいもの

林道ツーリングには欠かせないものがありますので、持ち物もしっかりチェックしましょう。
まず安全基準をクリアしているヘルメット、最低でもくるぶしが隠れるくらいのシューズ、持っている人はオフロードブーツが基本です。
膝ガードにオフロード用のグローブ、転んでもいいような衣類を着ていきます。

また山の天気は変わりやすいので雨具や防寒具、それにいざというときに備えてさっと食べられる食品、水分補給できるように飲料も持っていく方が安心です。
バイクがトラブルを起こすことも多いので、携帯工具や携帯空気入れ、またできれば二輪用の情報が入った紙の地図も用意します。

バイクに施しておきたいことと注意点

林道を走るので、転倒時にホルダーが回ってレバーが破損しないように、レバーのホルダーを少し緩めておきます。
ハンドガードなどをしておくとより安全性が高まるでしょう。
また空気圧は下げておきますが、帰宅時、高速などを走ることもあるので、空気圧を必ず戻すようにします。

林道ツーリングは手軽に楽しめる遊びですが、舗装されていないところを走るため、転倒することやバイクトラブルも予想されます。
ケガに十分注意し、できればプロテクターなどしていきましょう。