牡鹿コバルトラインの概要・特徴
数あるツーリングスポットの中でも、宮城県で特にライダーたちの人気が高いのが「牡鹿コバルトライン」です。
牡鹿コバルトラインは昭和46年に有料道路として開通しました。
正式名称は「宮城県道220号牡鹿半島公園線」で、総延は約32kmです。
「コバルト」という名称は、ルートからコバルトブルーの太平洋一望できるからという説と、牡鹿半島基部に位置する女川原子力発電所をイメージする「物質コバルト60」にちなむという説の2つがあります。
タイトコーナーは少なめの山岳ワインディングで、初心者ライダーでも比較的走りやすいのが鹿コバルトラインの特徴です。
四季を通じて美しい景色が楽しめるエリアで、東北でもライダーの聖地の一つとして親しまれています。
牡鹿コバルトラインの絶景スポット
牡鹿コバルトラインにいくつかある絶景スポットの中でも、特におすすめなのが「おしか御番所公園」です。
金華山を目の前に一望にできる絶好のロケーションにあり、感動すること間違いなしです。
コバルトラインに入ってすぐの「大六天駐車場」も見逃せない絶景スポットなので、必ず立ち寄りましょう。
牡鹿コバルトライン周辺は東日本大震災の被害を大きく受けた土地でもあり、その痕跡は今でも見受けることができます。
牡鹿郡女川町鷲神浜には「女川いのちの石碑」プロジェクトなどもあり、感慨深い気持ちにさせられます。
牡鹿半島の大部分は「三陸復興国立公園」に指定されており、「鮎川浜」などの見どころもいっぱいです。
鮎川浜からは金華山の他に、東北のネコ島と言われる「田代島」や、東北のハワイの別名を持つ「綱地島」へも渡ることができます。
石巻の捕鯨文化が紹介されている、2019年にオープンした「おしかホエールランド」なども立ち寄ってみたいスポットのひとつです。
牡鹿コバルトライン周辺のおすすめグルメ情報
牡鹿コバルトライン周辺にはグルメ垂涎の食事処もたくさんありますので、あちこちと試してみるのがおすすめです。
おしかホエールランドはグルメスポットとしても有名で、「海鮮レストラン なぎさ」「黄金寿司」「プラザサイトー」の3つのレストランが入っています。
プラザサイトーではくじら料理が楽しめますので、まだ食べたことのない人はぜひ行ってみましょう。
鯨刺身定食の他に、海鮮丼やエビフライ定食などのメニューがあります。
「海鮮レストラン なぎさ」でも、鯨の味噌焼き定食や珍しいミンク鯨刺身定食、宮城県名物の牛タンなどをしっかりと堪能することができるようになってます。
営業時間は11:00〜16:00と短めなので、出発前に時間をよく計算しておくことが必要です。
そのほか、美波町内にも美味しい食事が食べられる食事処がたくさんあります。