浄土平ってどんなところ？
浄土平は磐梯・吾妻地域に属しており、磐梯吾妻スカイラインの中間地点、標高1600mの位置にあります。
一切経山、吾妻小富士、樋沼に囲まれており、一切経山の火山噴火にてうまれた火山荒原、またオオシラビソなどの針葉樹林の原生林となっているところです。
この辺りには珍しい高山植物群落や、針葉樹林の湿原などもあり、亜高山の自然を楽しみに多くの人が訪れます。
そんな雄大な自然を間近に見ることができる浄土平・磐梯吾妻スカイラインをツーリングで楽しみましょう。
磐梯吾妻スカイラインは通行規制に注意
磐梯吾妻スカイラインは、例年4月上旬から11月中旬、通行できるようになります。
この期間内でも路面凍結や雪、また磐梯山の火山性ガスの濃度、さらには噴火警戒レベルにより通行規制が行われることがあるため、必ず確認してから出かけましょう。
交通情報や吾妻山周辺ライブカメラ、火山性ガス計測データ、噴火警戒レベルなどは、インターネットなどで確認できます。
道路に関しては、福島県県北建設事務局 吾妻土湯道路管理所に問い合わせ可能です。
火山噴火でうまれた景色は自然のすごさを感じる
東吾妻山、一切経山、吾妻小富士など山々に囲まれている浄土平は、自然のすごさ、力を感じられるスポットです。
火山によって生まれた景色は、ここに来なければ見ることができない風景となっています。
近くには浄土平ビジターセンターがあり、浄土平の自然や歴史など、わかりやすく説明されている展示が人気です。
オリジナルの登山記念バッジなどはお土産にもいいでしょう。
浄土平レストハウスには軽食類を食べることができるコーナーとトイレがあります。
ここではソフトクリームが販売されていますので、ライダーとしては見逃せません。
また日本一高い天文台にも立ち寄ってみたいです。
国内の天文台としては一番高い標高1600mに位置する天文台は、5月から10月末まで夜間も開館しているので、美しい星々を見に行くのもいいでしょう。
磐梯吾妻使いラインをひた走る！
磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉と土湯峠を結んでいる全長29キロの道路です。
最高標高は1622m、吾妻連峰をくねくねと縫うように走っている道路は、天空を走っているようだと形容されることもあります。
中間地点に当たる浄土平からは、秋になると美しい紅葉を眺めることもできます。
途中、駐車場と公衆トイレが完備されている磐梯吾妻スカイラインの絶景スポット「つばくろ谷」から見る景色も絶景です。
谷底まで高さ80mの不動沢橋は、雲が下に見えるようなイメージがあり、駐車場からは福島盆地が見えます。
山の空気は澄んでいるので、この澄み切った空気もライダーを魅了します。
絶景が見たい、大自然が見たいときにも浄土平のツーリングはおすすめです。