しまなみ海道一周ツーリング
しまなみ海道は、本州尾道市山波町の港から向島、囚島、生島、拍方島、大島と続き、四国の今治市の波止場町につながる大橋です。
東京から車で約750km先にあります。
今治市の展望台から大橋を見下ろせば、点々と散らばる島々の上を堂々とした風格で、伸びている雄大な光景を眺める事ができ、圧倒的な開放感です。
瀬戸内海では瀬戸大橋、来島海峡大橋、そしてしまなみ海道といずれも本州と四国を結ぶ大橋ですが、お互いにひけをとらない絶景を楽しめます。
都心から向かうルートはいくつかありますが、どのルートも最終的には大阪市につながるルートです。
少々時間はかかりますが、横浜、静岡、浜松、大阪、神戸と海岸沿いの東海道を、海をかたわらに見ながらひたすら走り続ける事になります。
神戸からは明石海峡をわたって淡路島を横断、大鳴門橋遊歩道渦の道を渡り、四国を横断して後四国の海岸線に沿って進みます。
今治市からしまなみ海道を通過して広島県尾道へ渡り、一路大阪へ向かうプランは、瀬戸内海沿岸を一周できるロングツーリングです。
瀬戸内海はどこへ行っても海と山の幸が豊富、オーシャンビューも楽しめる、心癒されわくわく感あふれるツーリングとなる事でしょう。
名所がいっぱいの瀬戸内海
瀬戸内海周辺には見どころ満載の絶景がいたるところにあります。
たとえば香川県観音寺市は、紙の町としても知られており、製紙工場をいくつも見る事ができる風景が特長的です。
瀬戸内海を右手に国道を進み、讃岐街道から今治街道へ入ります。
四国の中央にそびえたつ剣山は、なだらかな高原と町を一望できる、四国の名山です。
文芸小説で有名な松山町、ミカンで知られる大洲や伊予などもあります。
これだけでももはやテンションがあがるでしょう。
今治市には隠れた名店も無数にあるので、ぜひ海幸を堪能してください。
優美な来島海峡大橋をわたって大島紬で名高い大島へわたりますが、さらにのんびりゆったり旅したい時は、フェリーが利用できます。
フェリーは来島海峡大橋の真下をくぐっていくので、遊覧船のような雰囲気が楽しいです。
絶景の連続しまなみ海道をめぐる
大島の港町では新鮮な魚介類を食べる事が出来ます。
以降道の駅で地元のおいしいソウルフードをたっぷり味わえる、楽しいツーリングです。
大三島北ICから西瀬戸自動車道を走行している過程で、伯方の塩で知られる伯方を通過します。
道の駅伯方S・Cパークの名物塩ソフトがおいしいです。
かわいいイルカをたくさん見る事ができて、触れ合える国内でもめずらしいドルフィンファームは、子どもたちからも人気がります。
大三島ICか出ると日本総鎮守で名高い大山祇神社があります。
樹齢2600年の大楠がある事でも有名です。
他にもまだまだ名所やおいしいソウルフードがあります。
ワインディングできる道路も満載のしまなみ海道は、まさにツーリングをたっぷろ楽しめる名所でしょう。