南阿波サンラインツーリングスポットの概要と特徴
徳島県にツーリングに出かけるのなら、必ず行ってみたいおすすめスポットが「南阿波サンライン」です。
美波町(みなみちょう)と牟岐町(むぎちょう)を結ぶ南阿波サンラインは海岸線が非常に美しく、海と空の両方の景色を楽しむことができます。
南阿波サンラインは徳島県道147号(日和佐牟岐線)の通称で、延長約17.2km、ゆっくりと走っても30分もかからない道路です。
1974年に有料道路として開通し、1988年4月1日には無料化され、徳島県道147号・日和佐牟岐線として認定されました。
南阿波サンラインの途中には4箇所展望台があり、中でも特におすすめなのが第一展望台です。
第一展望台からは、まるで映画に出てくるようなプライベートビーチまで降りていくことができるようになっており、日頃のストレスを解消するにはぴったりです。
第二展望台のすぐ手前からも「明丸海岸」に降りていくことができるので、夏場にツーリングに行くなら水着は必ず持っていきたいところです。
南阿波サンライン周辺のおすすめグルメ情報
南阿波サンライン周辺は魚介類がおいしいエリアなので、地元の人が通う食事処で美味しい魚介類を楽しみましょう。
美波町伊座利にある「イザリcafe」は全国的にも有名なお店で、美味しい海鮮料理が食べられます。
「cafe」という名前がついているとはいえ、メニューは立派な定食屋さんです。
新鮮な刺身定食、天ぷら定食、フライ定食などいずれもリーズナブルなお値段で、11時半の開店時にはすぐに満席になってしまうので、出来れば早めに行ったほうがいいかもしれません。
海老天定食には特大の海老が3尾も出てくるので、エビ好きにはかなりおすすめです。
美波町は海鮮料理の他に阿波雄鶏でも有名で、両方を楽しめる食事処もたくさんあります。
阿波雄鶏のささみに山椒魚挟んで焼き上げ、きゅうりと八丁味噌の付け合わせが付いた「阿波雄鶏ささみわさびはさみ焼き」や、阿波尾鶏の唐揚げ定食「海山ごはん」などは、一度は試してみたい絶品です。
お値段の方はそれほど安いというわけではありませんが、本当に美味しいものを食べたいライダーにはおすすめのグルメポイントです。
ウミガメとも出会える美波町
南町はウミガメの産卵地としても有名で、実際にウミガメを見ることもできます。
大浜海岸には「日和佐うみがめ博物館 カレッタ」もあり、ウミガメについて楽しく学ぶことができるようになっています。
日和佐うみがめ博物館 カレッタの入場券は大人610円、高校生が500円で、さまざまな割引制度なども用意されています。
町ぐるみでウミガメと共存してきた美波町の、ウミガメに対する温かい気持ちを感じることができる博物館です。