1. >
  2. >
  3. バイク用インカムの選び方

バイク用インカムの選び方

バイク用インカムについて

バイク用インカムとは、マイクとヘッドホンがセットになっている機器で、インカムを持っているライダー同士で通話をすることができます。
スマホでの電話とは違いインカムが発信する電波によって通話ができますので、通話料がかかりませんし、常時通話も可能となります。
また、通話機能だけでなくBluetoothでスマホと接続して音楽を聴いたり、ナビの音声ガイドを聴いたりすることができる機能を備えている製品も多くあります。

バイク用インカムは、基本的に何人かのグループでツーリングをする時に使用するものです。
仲間同士で会話をしながら走れますので、より楽しくツーリングをすることができます。

バイク用インカムは、基本的にヘルメットに装着して使います。
シェルに両面テープでベースを固定してから、マイクとイヤホンが一体になっているパーツを内部にマジックテープなどで固定します。
その後、ベースに送信機を取り付けてからマイクにケーブルを配線すれば完了です。

通信機にボタンが設けられていますので、そこで通信や音量調整などの操作をします。
そのため、左手で操作できるようヘルメットの左側に通信機を付けることが多いです。
このようにちょっとした手間でインカムを取り付けられますので、気軽に使えるのが良いところです。

バイク用インカムの選び方のポイント

ツーリングで使用することが前提のインカムですので、何人で同時通話ができるかをチェックして選びましょう。
機種によって夫婦ツーリングやタンダム用の2人だけのものから、10人以上になっても問題なく同時通話できるものもあります。
同時通話できる人数が多くなるほど価格も高くなる傾向にありますので、必要十分な性能を持つ製品を選ぶ方が良いでしょう。

もう一つチェックしたいポイントは、最大通信距離です。
バイク用インカムは通信機から発信される電波でやり取りをしますので、電波の強さや感度の高さによって通信距離に制限が生じます。
これはかなりの程度製品による違いがあって、数百メートルくらいのものから2km程度通信できるものがあります。
やはり通信距離は長い方がいいですが、その分価格は高くなります。

バッテリー容量も確認して選びましょう。
ツーリングだと長時間充電しないで使用を続けますので、持続時間が長い方が良いです。
最低でも8時間連続使用可能の性能を持つものにして、できれば10数時間は使えるものにしたいところです。

もう一つのポイントは、防水性能です。
雨天時にも利用できるタイプが多いですが、製品によって耐水性能は異なります。
「IP」という指標で耐水性が表示されていますので、いくつかの商品を比較して決めると良いです。