ツーリングを楽しむにはある程度のドライビングテクニックも必要かもしれません。
ドラテク
一人でツーリングに出掛けるのであれば良いのですが、
多くの場合は仲間達とツーリングに出掛ける事が多いと思います。
バイクに長い間乗ってきたライダーと
最近乗り始めたばかりのライダーとでは当然の如く
ドライビングテクニックに雲泥の差があります。
あまりにも差があり過ぎると峠道などで少し攻めただけで初心者はついてこれなくなってしまいます。
全くの初心者のうちからツーリングサークルなどに入り、
いきなりツーリングに参加すると往々にしてこういう事が起こります。
置いていかれた本人もそうですが、やはり他のライダーも気を遣ってしまうので、
ずぶの素人のうちはツーリングに行きたい気持ちを我慢して、
まずは独りでバイクに慣れる事から始めたほうが良いかもしれません。
私もバイクに乗り始めたばかりの頃は独りでドライビングテクニックを磨いたものです。
ある程度バイクにも慣れて、ツーリングにもそろそろ参加してみたいなと思った段階でツーリングサークルなどに参加すると良いでしょう。
さて、ツーリングスポットと呼ばれる場所は数多く存在します。
ツーリングスポットには誰もが知っているような場所から、
あまり知られていない穴場的な場所まで実に様々なスポットが存在します。
今回紹介する東京湾岸道路は誰もが知るツーリングスポットの一つと言っても良いでしょう。
正式には一般国道357号線として知られています。
走るなら夜
東京湾岸道路を走るのであれば、夜走るナイトツーリングもお勧めです。
勿論昼間走るのも気持ち良いのですが、夜走るとまた違う感覚を体験出来て非常に面白いですよ。
私も東京湾岸道路を走るのは夜が多いです。
何故夜が良いかというと、まず夜中などは昼間に比べ圧倒的に車が少ないという事が挙げられます。
まるで湾岸道路を独り占めしているような気分にさえなるので、とても気持ちが良いですよ。
また車が少ないという事は安全でもあるという事です。
特に初心者やあまりバイクに慣れていないライダーがいるツーリングサークルの場合は尚更夜のほうがお勧めかもしれません。
夜のツーリングならば夜景を楽しむ事も出来ますよ。
昼間と違った湾岸道路の顔を垣間見る事ができます。
もし昼間にしか湾岸道路を走った事がないというのであれば一度夜の湾岸道路を走ってみると違う世界に足を踏み入れた気がして楽しいと思います。
注意点
夜中は確かに車の交通量が少ないのですが、一つ気を付けなくてはならない事があります。
湾岸道路で走りを楽しんでいるのはライダーだけではありません。
湾岸道路を庭としている車のドライバーも沢山存在します。
とんでもないカスタムを施したスーパーカーのような車や、いわゆる湾岸仕様と呼ばれる車などがドライビングテクニックを競い合っている場面に遭遇する事もあります。
しかもとんでもないスピードで走行している場合があるので、距離が離れていたとしても一瞬で追いついてくる可能性があるので事故などには充分注意しましょう。
点検を忘れずに
ナイトツーリングに出かける際には事前にライトなどの点検をしておく事も大事です。
ライトやテールランプ、ブレーキランプなどはきちんと確認しておきましょう。
ナイトツーリングの場合は昼間見えていたものが見えなくなるという事が往々にしておきます。
その為無理な運転はせずに、まずは夜の運転というものに慣れる必要があります。
また夜は確かに車の交通量は少ないですが、だからと言ってスピードの出し過ぎなどは危険です。
安全面は勿論ですが、湾岸道路では警察が取り締まりをしている事もあるので、あくまで安全運転を心がけるようにしましょう。
折角のツーリングを事故による怪我や、違反で捕まるなんていう事がないようにしたいものですよね。