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曽我梅林

景観が優れ花の100選にも選ばれる曽我梅林

バイクツーリングに出かける場所を選定する場合、何かの景勝地として選ばれた場所に行ってみるのも一つの方法でしょう。
南関東の神奈川県では、かながわの景勝50選というものがあります。
1979年に定められたもので、バリエーション豊かな土地が選ばれているのです。

その中の一つとして、県外からもかなりの人が訪れる曽我梅林があります。
かながわの景勝50選の24番目に当たり、小田原市にありますが、かながわの花の名所100選にも選ばれるような場所となっているのです。

農家が中心で運営する梅林

曽我梅林は、下曽我駅から徒歩9分とアクセスのいい場所にあります。
梅まつりが開かれる場所でもあり、時期的には2月から3月にかけての時期におこなわれますので、ツーリングもその時期に合わせていくといいでしょう。

曽我梅林といっても、実は3つの地域に分かれており、どの地域も農家が中心に運営する方法をとっています。
売り場や飲食店、駐車場に至るまで運営されているのです。
単に花が咲く場所ではなく、きちんと管理さているので、バイクで訪れても安心してみて回ることができるでしょう。

食用としての梅林

曽我梅林は、戦国時代に梅の実を兵糧とするために育てはじめられたといわれています。
時期的には600年以上も前になりますので、歴史的にもかなり長い場所だといえるでしょう。

江戸時代に入り、産業として振興されるようになりました。
この梅を旅の必需品とすることで、重宝されていたからなのです。
ですが、ただ梅をとるだけではなく、梅の美しさも楽しめるようにと、40年ほど前から梅まつりも行われるようになりました。

現在は35,000本にも及ぶ白梅が植えられていますが、これも食用として生産しているからなのです。

曽我梅林までのアクセス方法は

曽我梅林へのアクセス方法は、東名高速道路を使っていくか、小田原厚木道路がいいでしょう。
国道1号線である西湘バイパスも候補の一つです。

東名高速道路の場合には、大井松田インターでおりると、中河原会場までの案内が出ています。
渋滞も予想されますので、余裕を持っていくことをおすすめします。

小田原厚木道路の場合には、小田原東インターがアクセスに優れています。
JR下曽我駅に向かっていけば、どの会場へも接続することが容易です。
位置的にJR御殿場線を超えていくことになりますので、見つけやすいいい目印となるでしょう。

西湘バイパスを使う場合には、国府津インターで降りてから道なりに行くと、曽我梅林の別所会場へ到着します。
一番大きな会場で、設備もそろっている場所ですので、ツーリングで行くとするのであれば目指してみてください。

時間の余裕があれば、日本の三大仇討ともいわれている、曽我兄弟の仇討の地があったりしますし、その姉が嫁いだ二宮氏館もあります。
二宮尊徳ゆかりの地でもありますので、興味がある方は実際に訪れてみるとまた楽しむことができます。