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真鶴半島

静岡まで行くつもりで神奈川の真鶴へ

南関東から回るバイクツーリングスポットといえば、静岡まで足を延ばし伊豆に出るというのが有名なところでしょう。
しかし、そこまで足を延ばさなくても、楽しめるところは他にもたくさんあります。
特に東伊豆まで向かうつもりで、神奈川県の真鶴に行ってみるのはどうでしょうか。

真鶴は、神奈川県でも西端に位置します。
一番の県境に当たるところで、熱海や湯河原はすぐお隣です。
一泊を兼ねていくこともできる、隠れスポットとして人気があります。

真鶴までは、東京からであれば、小田原厚木道路でも出ることができますが、時期がうまく合えば、海岸線を走ってみてもいいでしょう。
西湘バイパスもありますが、ツーリングとして国道1号線を走ってみると、とても気持ちのいいものなのです。

途中から、国道1号線は箱根に向かっていきますが、真鶴に向かうには国道135号線を南下します。
東海道本線と新幹線を横目にしながら海沿いを走っていくのです。
冬場にかかると、かなり寒かったりもしますので、防寒をしっかり考えていくことも忘れずに。

また、海を見ながら、時に山の縁を走る国道は、ツーリングにはもってこいだといえます。
場所によっては、富士山も見ることができたりもするので、非常に見どころのある道のりになっています。
道中にはコンビニなどもいくつか見つけることができるので、疲れたときにはすぐに休憩をとることもできます。

真鶴へ着いたら、ぜひ向かいたいのが港のあるエリアですね。
元々天然の入り江だったところを漁港に変えていった場所です。

魚市場や遊覧船もあり、かなりの数の観光客が集まるスポットです。
町営のレストランからは、すばらしい景色を見ることができますので、よってみることをおすすめします。

漁港の周りには見るところがいっぱい

真鶴は半島になっています。
箱根火山の南東部にあり、小さな半島として伸びているのです。
観光地としては、そこまで有名ではありませんが、箱根と湯河原に挟まれていますので、途中で立ち寄ってみてもいいかもしれません。

真鶴の地形は、起伏が多く平地がほとんどありません。
国道135号線はまだ整備されていますが、真鶴港へ向かう県道739号線は意外に曲がりくねった道になっています。

大きな半島ではないので、県道739号線を使いつつ一周してみてもいいでしょう。
最先端にある三ツ石は、初日の出スポットとしても有名です。
干潮の時間を狙えば、地続きとなるため、歩いていくことができます。

港近くにある、貴船神社も外せないところです。
守り神ともいえる神社で、1100年ほど前に建てられたといわれている、歴史のある神社でもあります。
生活基盤となる仕事の安全を祈願する神社でもありますが、旅の安全を祈ってみるのも、ツーリングの良さでもあるでしょう。