鹿嶋といえば武神をまつる鹿島神宮
工業地域として知られる茨城県の鹿嶋は、関東の中で観光地としても魅力あふれる土地です。
バイクのツーリングスポットとしては、あまり知られていなかったりもしますが、都心からも行きやすく、海水浴シーズンでなければ、さほど混むこともありません。
鹿嶋といえば、まず目指していきたいのが鹿島神宮でしょう。
全国にいろいろと鹿島神宮と名のつく神社がありますが、この鹿島神宮が総本社になります。
東国三社の一社に数えられ、歴史も古い神社となります。
日本各地に神社がありますが、その中でも武神として崇拝されているところが特徴です。
かつては、藤原氏から氏神として崇拝されていたほどで、それが武家にも受け継がれていきました。
そのため、野球選手のように勝負ごとに掛ける人たちが、一年の成功を祈りお参りにきたりするようになったのです。
バイクという乗り物を考えても、かつての馬のように見れば、これほどまでマッチする神社はそうはないでしょう。
鹿嶋のツーリングプランとしては、ぜひ取り入れていきたいところです。
ちょっと残念なのは、大鳥居が有名だったのですが、震災の際に倒壊してしまいました。
現在は新しい木製の鳥居に代わってしまっています。
鹿島神宮までのアクセスは
鹿島神宮に向かうためには、高速であれば東関東自動車道の終点である潮来ICを降ります。
バイクで走ると、長くのんびりとした道が続きますし、途中成田空港近くでは空を飛ぶ旅客機の姿も見ることができるかもしれません。
都内を走る高速道路とは、また違った趣があります。
そんな東関東自動車道は、かなり長く乗ることになりますので、途中に休憩をはさみながら目指していくことをおすすめします。
終点の潮来を降りると、国道51号線を目指せるようになります。
左手にJR鹿島線を見ながら海に向かって走っていくと、左手に鹿島神宮が見えてくるのです。
ほかにもある見逃せないスポット
鹿嶋の観光スポットは、鹿島神宮だけではありません。
向かっている途中でこえた北浦もその一つです。
霞ケ浦を構成する湖の一つで、巨大な湖ではありますが、地理上は湖ではなく利根川の一部だったりします。
川魚が有名だったりしますので、食事の中の一つ選択肢として入れてみてはいかかでしょうか。
潮来も通ってくることですから、時期によってはあやめ園を見てみるのもいいと思います。
水の町でもある潮来の象徴的施設で、5月下旬の見頃には一面に咲いた綾目を見ることができます。
そして、このあやめ園沿いを船で遊覧することも可能です。
元々は、12の小さな橋があり、この橋をめぐるように船で行き来していたために、十二橋めぐりとも呼ばれています。
バイクのツーリングは自分で運転することが楽しみでもありますが、船頭さんに連れられ水の町を見て見るのもいいものなのです。