富士山周辺・富士五湖ツーリングスポットの概要と特徴
都心からそれほど遠くない地点で、雄大な景色眺められるところにツーリングに行きたいと言うのであれば、何と言ってもオススメなのが富士山周辺・富士五湖です。
このエリアは夏でも涼しいので、暑さを逃れてツーリングに出かけるにもぴったりです。
特に富士五湖の辺りは夏でも寒いほどなので、装備を整えていくのがおすすめです。
中央道から富士五湖に向かうと、最初に見えてくるのが西湖（さいこ）です。
富士五湖の中でも2番目に小さな湖とはいえ、神秘的で非常に美しいので、必ず一周してみましょう。
写真を撮りながらゆっくり一周しても、30分ほどの行程です。
早朝に出かければ交通量も少ないので、景色を楽しみながらストレスなく走ることができるのが富士五湖のメリットです。
最後の次は富士五湖の中では一番小さい精進湖、次に本栖湖（もとすこ）が見えてきます。
千円札の裏面に印刷されている逆さ富士は本栖湖から見た景色で、天気が良ければ実物を眺めることができます。
観光スポットも多い河口湖と山中湖
河口湖と山中湖は規模も大きく、観光スポットもたくさんあるので、時間をかけてゆっくりと回るのがおすすめです。
「ハーブ庭園旅日記富士河口湖庭園 ふじさんデッキ」は富士山を眺めるために作られたデッキで、まさに絶景としか言いようがありません。
展望デッキのある約1万坪の庭園には、200種類以上ものハーブや花々が植えられています。
展望デッキにはカフェ「コノハナサクヤカフェ」もあり、庭園のハーブを使ったハーブティーなども注文できるようになっています。
コノハナサクヤカフェには軽食も用意されているので、ここで昼食をとるのもいいかもしれません。
また、プレミアムシートに座れば美しい富士山の姿を満喫することができます。
ふじさんデッキの入場料は大人500円、営業時間は午前10時から午後5時までとなっています。
河口湖の近くには「母の白滝」もあり、荘厳な滝の姿を鑑賞することができます。
富士山世界文化遺産構成資産のひとつに指定されている母の白滝は、昔、富士登山者がみそぎをした場所だと言われています。
母の白滝の手前には母の白滝神社があり、木花開耶姫（コノハナサクヤヒメ）の義母である栲幡千千姫命（タクハタチヂヒメノミコト）が祀られています。
秋に富士五湖を訪れるのでしたら、「梨川もみじ回廊」もぜひ見てみたい観光スポットです。
梨川と呼ばれる散歩道の両側には、150mにわたって60分ほどのもみじの木が植えられています。
毎年11月に開催される富士河口湖紅葉まつりでは、もみじ回廊がライトアップされるので、泊まりがけで行くのも正しいかもしれません。
富士河口湖紅葉まつりには約30万人の観光客が押し寄せますので、宿の手配は早めにしておきましょう。