ツーリングでも楽しい秩父
北関東の県は、どこも険しい山岳地帯を持っています。
埼玉県も西部の秩父地方には、山梨や長野に続く山岳地帯があるのです。
そんな山岳地帯の中で、城峯山は林道を通った先にあります。
秩父の中でもかなりの山中に当たるところではありますが、一応舗装もされている道路を通りますので、バイクツーリングとしては楽しい場所になるのです。
ちょっとマイナーでもバイク向きの城峯山
秩父は様々なツーリング雑誌にも掲載されるほど、メジャーなスポットとして知られています。
車で出かけても爽快な場所ですが、バイクのツーリングとしては、自然と一体感を得られるような貴重な場所でもあるのです。
城峯山に向かうには、国道140号線沿いにある皆野市役所から県道44号線を通り、県道284号線に出るルートが一つあります。
埼玉県北部地域から向かってくるのであれば、このルートが便利でしょう。
南部地域からの場合には、国道299号線を北上し、県道270号線から県道284号線を目指す方法があります。
どちらのルートを通っても、最終的には林道城峯1号線と呼ばれる道を通らなければいけません。
林道ですので、決して広くはありませんがバイクであれば問題はないでしょう。
道路状況が悪いこともある
林道を走る時には、落石ぐらいはあるものだと覚悟しておく必要があります。
時には通行止めになっていることもありますし、場所によっては未舗装路の場合も出てきます。
城峯山の場合には、舗装された道路を抜けていくことができますが、それなりに落石もありますし、対向車もきます。
林道だからと言って油断しないことが大切でしょう。
山頂には最高の眺望が待っている
山頂の手前には神社があります。
山の中にひっそりと建っている神社で、しっかりと管理はされていますが、そうそう人がいるところではありません。
隣にはキャンプ場もありますので、装備を持ってツーリングを兼ねて訪れてみるのもいいでしょう。
気温的にはかなり低めです。
山岳地帯ということもありますが、かなり森の奥といった感じでもあるため、体感気温はかなり下がってきます。
夜半になると、夏場でも寒さを感じることもありますので、注意しておくといいでしょう。
最終的には、バイクで行くことができるのが石間峠です。
そこから先は、城峯山山頂まで徒歩なら行くことができます。
500m程度の距離ではありますが、実際に歩いてみると結構なもので、軽く考えて上がるとびっくりしてしまうほどでしょう。
山頂には鉄塔があり、上って上がることができるようになっています。
上がってみると、近隣の山のみならず群馬の赤城山まで見ることができるほどの眺望です。
ただし、クマも出ますし、イノシシも出ますので、一人で長居するのは危険だということも覚えておくといいでしょう。